公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター(東京都千代田区)はこのほど、「住宅リフォーム市場規模(2017年版)」の推計を発表した。
増築・改築工事費及び設備等の修繕維持費を合計した住宅リフォーム市場規模は、前年比1300億円増の5兆7500億円だった。内訳は、増築・改築工事費が同600億円減の4500億円、設備等の修繕維持費が同1900億円増の5兆3000億円。また、リフォームに関連する耐久消費財やインテリア商品等の購入費を含めた「広義のリフォーム市場規模」は、同500億円増の6兆8700億円だった。
都道府県別の試算では、東京都が7354億円(広義の市場=8419億円)、神奈川県が4454億円(同=5197億円)、大阪府が4387億円(同=5034億円)、埼玉県が3483億円(同=4076億円)、千葉県が3073億円(同=3542億円)、北海道が2958億円(同=3334億円)、愛知県が2740億円(同=3421億円)などとなった。
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