三井不動産(東京都中央区)の2019年3月期第2四半期決算では、賃貸が既存オフィスの賃料増額改定や商業施設の通期稼働効果に加え、「ららぽーと名古屋みなとアクルス」などの収益寄与等の一方、国内の新規オフィスが複数竣工したことに伴う費用等のため増収減益。新規オフィスのリーシングは好調でセグメントは期初計画通り通期で増収増益を見込む。好調な業績等のため、同期の連結業績予想を上方修正した。経常利益は前回予想2330億円から2360億円に、純利益は前回予想1530億円から1630億円に変更した。
分譲は、国内の好調な販売状況に加え、英国の分譲住宅の引渡しや投資家への売却等により増収増益。売上高が前年同期比1389億円(19.2%)増、営業利益が198億円(21.6%)増、純利益が199億円(41.1%)増。
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