空気集熱式ソーラーシステム「そよ風」の開発・販売を手がける環境創機(東京都国立市、友伸平社長)は7月22日、「《そよ風》セミナー in 東京 ~震災対応を学ぶ~」を開催した。工務店・設計事務所計131人が参加、パッシブソーラーの最新動向と住宅事業者の震災対応を学んだ。
午後の部「震災対応を学ぶ」では、「そよ風」の設計・施工者からなる「そよ風ネットワーク」の中で、傑出した体験・活動をした会員が講演した。
講演者は千葉県旭市の(株)ハヤシ工務店・林和義社長、宮城県仙台市の(株)建築工房零・小野幸助社長、大阪府大阪市のコボット(株)の田中哲司氏、福島県郡山市の(有)建築工房・嶋影健一氏、東京都西東京市の岡庭建設(株)・池田浩和専務、静岡県浜松市の扇建築工房(株)・鈴木昌司社長。総括は新建ハウジング編集局長・三浦祐成が担当した。
被災地支援については、まず動き実践することの大切さ、そして継続支援の重要性を確認。また、価値観、社会・産業構造の転換点にある今、パッシブソーラー・パッシブデザインの価値・意義が一層高まっていることを共有して閉幕した。
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