「パッシブデザインコンペ」の最終審査が7月13日、公開で行われ、大賞をはじめ各部門優秀賞、佳作が決定した。大賞は「二地域居住のためのロハスな家~仮設住宅からはじまるサスティナブルな計画~」に決まった。
「住宅部門」と「技術・製品部門」の公開審査は「1人2分のプレゼン+審査委員からの質疑」という形で最終審査が行われ、一次審査を通過した住宅部門13作品、技術・製品部門5作品がプレゼンに臨んだ。この2部門のプレゼン審査終了後、「住まい手・ライフスタイル部門」の一次審査通過作品の最終審査が行われた。
大賞の「二地域居住のためのロハスな家~仮設住宅からはじまるサスティナブルな計画~」について、審査委員長の野沢正光氏は「3・11以降のコンペとして、この視点を持ったことを評価したい」と講評、審査員の難波和彦氏はデザインについて改善の余地を残すとしながらも「このコンペのアイデンティティとなる作品」と評価を述べた。
他の入選作品は同コンペのホームページ上で公開されている。
大賞に選ばれた
「二地域居住のためのロハスな家~仮設住宅からはじまるサスティナブルな計画~」
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