野池政宏氏(住まいと環境社代表)が提唱する省エネ運動「Forward to 1985 energy life」の初のイベント「2011大集会」が、9月17日(土)、名古屋市で開催される。
この運動は、政治主導ではなく家庭から究極の省エネルギー社会の実現を目指すもの。東日本大震災以降続く原発危機・電力不足をはじめとするエネルギーに関する諸問題を、住宅の省エネ化で軽減するのが狙い。
省エネの目標としては、住宅のエネルギー消費量・電力消費量を現在の2分の1=1985年レベルにすることを目指し、結果として原発も半分にしていくことも提案する。
「2分の1」の手法は、野池氏がこれまで普及に取り組んできた自立循環型住宅、パッシブデザイン、省エネリフォームをベースとし、その手法についても発信していく。
9月17日の「2011大集会」では各界からの応援メッセージの紹介のほか、野池氏による運動の解説、「究極の省エネルギー社会と1985運動」をテーマとする実践者・識者によるパネルディスカッションを予定。これらを通して家庭におけるエネルギー消費の見直しと省エネ活動の実施を呼びかける。また、つくり手には今まで以上の省エネ住宅供給を呼びかける。
会場は名古屋市中区役所ホール。時間は13時30分〜17時。参加費は500円。
現在参加者を募集中だ。つくり手の参加はもちろん、つくり手と住まい手が一緒に参加することも想定している。参加申し込みは同運動のホームページ上から可能。
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