エクセルシャノンは11月7日、住宅などの防火サッシの一部の製品を、国土交通大臣認定に適合しない仕様で出荷していたことが判明したと発表した。不適合品は、戸建て住宅やアパートなど279物件に設置されており、エリアは35都道府県にわたる。原則すべての対象物件について部品(クレセント本体)の交換を12月末までに完了する予定。
同社が性能試験を行ったところ、不適合仕様でも防火性能には問題ないという。同社は誤って出荷した仕様での大臣認定を取得する予定。
仕様不適合が判明したのは、引き違い窓をとめるクレセント部分。認定仕様上クレセント本体の台座として亜鉛合金ダイカスト製部品を取り付けるべきところ誤って樹脂製部品を取り付けていたという。
●発表内容
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