LIFULL(東京都千代田区)はこのほど、「都心に家を購入した人、郊外に家を購入した人調査」を実施し、その結果を発表した。「実際に住んでみて“よかった”と思うこと」を尋ねると、都心居住者では、「買い物が便利」(46.5%)が最も多く、「自分が通勤しやすい」(45.0%)、「公共交通機関の充実」(41.0%)と続いた。郊外居住者では、「静か」(39.7%)がトップ。次いで「自然が豊か」(33.7%)、「治安が良い」(32.3%)となった。
「エリアを選ぶ際に注意したこと」は、都心・郊外居住者ともに1位「交通の利便性」、2位「自分が通勤しやすいこと」、3位「治安が良いこと・防犯」だった。両者同じ結果であることから、これらのポイントは住宅購入の際の欠かせない条件であることがうかがえる。4位以下については、都心居住者では「資産価値が下がりにくいエリアであること」、「病院や医療機関の充実」と続いたのに対し、郊外居住者では「自然環境の豊かさ」「子育て・教育環境」が挙がり、居住エリアによる違いがみられた。
調査期間は5月25日~27日。東京23区内に家を購入した200人(都心居住者)と、東京23区以外に家を購入し、かつ自宅から1時間以上かけて23区にある職場へ通う300人を対象にインターネット調査を実施した。
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