国土交通省は、既存不適格建築物を増改築する際、増改築に構造安全性を確かめる方法について定めた告示「平成17年国土交通省告示第566号」の一部を改正する告示案について、5月30日から6月28日までパブリックコメントを募集している。
告示により現行では、既存不適格建築物を延床面積の1/2以下の範囲で増改築する場合は、増改築後に建物全体が構造耐力上安全であることを構造計算によって確かめる必要がある、とされている。
改正告示案では、4号建築物のうち木造のものについては、構造計算に代えて釣り合いよく耐力壁を配置することなどの基準に適合することで、安全性を確かめることができる、との改正が提案されている。
案件の詳細はこちら。問い合わせ先は国土交通省住宅局建築指導課(代表TEL:03−5253−8111)まで。
※6月8日一部表記訂正
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