住宅金融支援機構は6月1日、長期優良住宅の認定を受けた住宅を対象に、返済期間の上限を50年間とする「フラット50」の取り扱いを始めると発表した。6月4日の長期優良住宅の認定開始に伴い、一部の金融機関で取り扱いを開始する。金利は全期間固定型で、「フラット35」よりも0.6%程度高くなるが、返済期間が長いため、月々の返済額を低く抑えることができる。
融資率の上限は建設費または購入価額の6割で、返済期間は36年以上50年以下で1年単位で設定できる。完済時の年齢が80歳未満という条件があるが、「親子リレー」方式の返済もできる。
6月1日現在、取り扱い金融機関は41機関。取り扱い開始日は金融機関によって異なるため、要確認。
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