一般財団法人こゆ地域づくり推進機構(こゆ財団、宮崎県児湯郡新富町)は11月1日、宮崎県新富町内で創作活動を行うアーティストに対し、空き家を活用したシェアハウス「新富ノ家」(宮崎県児湯郡新富町大字三納代)を無料で貸与し、活動を支援するサービス「新富町アーティスト・イン・レジデンス」を開始した。
同サービスは、創作活動による地域住民との交流や、作品発表会などを通じてアーティストのキャリアアップを支援し、創作された作品は「新富ノ家」に寄贈してもらうもの。今後、アーティストが利用できるシェアハウスの増加や、カーシェアリングなどを用いた利便性の向上などにつとめ、国内外のアーティストに対して新富町での創作活動を促す。また、アーティスト・イン・レジデンスを新富町の新しい文化としていくため、町内の子どもたちとの共創活動や、町民参加型の創作体験などの企画を用意する。
拠点となるシェアハウス「新富ノ家」は、JR日向新富駅から徒歩1分とアクセス至便な立地にあり、周辺には今年5月に日本遺産に認定された「新田原(にゅうたばる)古墳群」なども存在。現在は人通りが少ないが、2020年には地元サッカーチーム「バジャーロ宮崎」のホームスタジアムが完成予定となっている。
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