一般社団法人プレハブ建築協会(東京都千代田区)はこのほど、2016年10月に策定した「住生活向上推進プラン2020」の2017年度実績を発表した。
2017年度のZEH供給率は昨年度比11.7ポイントアップの37.1%。会員各社とも、ZEH対応の戸建て商品ラインナップの充実を図るとともに、光熱費削減メリット・快適性向上・健康増進の観点からZEHの提案を強化し、普及を進めたという。2020年度目標値は供給率70%。
居住段階におけるCO2排出量の削減率は、2020年度目標値60%に対し38.8%(前年度比1.4ポイント増)。太陽光発電システムの設置が微減となったものの、ZEHの提案普及を進めたことが省エネ設備の普及につながったとする。
住宅性能表示取得率は、目標値85%に対し80.7%。共同住宅では同10%に対し4.4%。長期優良住宅の取得率は、同85%に対し79.4%となった。
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