公益財団法人日本デザイン振興会(東京都港区)は10月31日、2018年度グッドデザイン賞の「大賞」「金賞」「グッドフォーカス賞」の受賞結果を発表した。住宅・建築関係では、SUEP.(末光弘和/末光陽子/田中建蔵、東京都世田谷区)の戸建住宅『淡路島の住宅』が金賞(経済産業大臣賞)を受賞した。
グッドフォーカス賞の[新ビジネスデザイン](経済産業省商務・サービス審議官賞)には、コミュニティネット(東京都千代田区)/プラスニューオフィス(東京都新宿区)のサービス付き高齢者向け住宅『ゆいま~る高島平』、同賞の[地域社会デザイン](日本商工会議所会頭賞)には、グランドレベル(東京都墨田区)/ブルースタジオ(東京都中野区)/石井大吾デザイン室一級建築士事務所(東京都中野区)の喫茶店『喫茶ランドリー』が選ばれた。
また、同賞の[復興デザイン](日本デザイン振興会会長賞)には、千葉学建築計画事務所(東京都渋谷区)/大和ハウス工業岩手支店(岩手県盛岡市)/釜石市/東北大学大学院工学研究科小野田泰明研究室 の共同住宅(災害公営住宅)『釜石市の復興公営住宅(大町復興住宅1号、天神復興住宅)』が選ばれた。
グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)は、特定非営利活動法人おてらおやつクラブ(奈良県磯城郡)の『おてらおやつクラブ(貧困問題解決に向けてのお寺の活動)』が受賞した。金賞は合計19件、グッドフォーカス賞は合計12件が選出された。
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