国土交通省が10月31日発表した9月の新設住宅着工戸数は8万1903戸だった。前年同月比1.5%減で、先月の増加から再びの減少となった。季節調整済み年率換算値は、94.3万戸で前月比1.6%減となり2カ月連続の減少。
利用関係別戸数では、持家が2万4873戸で前年同月比はほぼ横ばい(0.04%減)。民間資金による持家は増加したが公的資金による持家が減少したため持家全体では減少となった。
貸家は3万5350戸、前年同月比5.8%減となり先月の増加から再びの減少となった。分譲住宅は2万1064戸、同4.3%増。マンションは8934戸で2カ月連続、一戸建住宅は1万1882戸で6カ月連続で増加した。