国際建築住宅産業協会が設立　関係国の建設・住宅産業の発展に協力

　一般社団法人国際建築住宅産業協会（ＪＩＢＨ）が１０月１７日に設立された。会長は矢野龍住友林業代表取締役会長。アジアを中心に日本と密接な関係にある他国の建築・住宅産業の発展に向け、産業界として協力することが目的。これまで各関係機関が行ってきた国際交流を一元的に運営・実施し、情報の集約等をはかる。

　具体的な取り組みは、関係国の建築・住宅産業の需要実態や関連制度に関する情報収集・交換、会議や意見交換会の開催、国際交流組織への参加や実施など。

　１１月には、ミャンマーやフィリピンで行われるプロジェクト、セミナー等の運営支援を実施する。

　１０月現在の会員数は、ハウスメーカーやゼネコン、デベロッパー、建材設備メーカー、建築設計事務所など一般会員３７社、協賛会員６社。