アットホーム(東京都大田区)はこのほど、住宅ローンを組んで自宅を購入した子どものいない共働き夫婦を対象に「自宅の購入価格」や「ローンの借入額」などの実態調査を実施し、その結果を発表した。自宅の購入価格の平均は4179万円。3001万~4000万円が30.3%で最多となった。
住宅ローン借入額の平均は、購入価格平均の約77.6%にあたる3243万円だった。毎月の住宅ローン返済額の平均は10万4070円。すでにローンを完済した人の割合は14.6%にのぼった。購入時に頭金を支払った人は全体の82.5%。平均額は925万円だが、金額分布では500万円以下が約半数となった。
購入した自宅の間取りについては、3LDKが51.3%で最多。次いで2LDK(19.9%)、4LDK(17.0%)となった。延床面積の平均は83.9m2だった。
住宅タイプは、新築マンションが44.3%と最も多く、次いで、新築一戸建て(建売)が20.6%と続いた。全体の60.4%がマンション、39.6%が一戸建てを購入していることがわかった。
調査期間は9月15日~21日。1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住の、住宅ローンを組んで自宅を購入した子どものいない30~40代の共働き(夫婦ともに正社員)夫婦男女各274人、計548人を対象にインターネット調査を行った。
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