野村総合研究所(東京都千代田区)は10月26日、生活者の消費価値観・行動やメディア接触状況をひと目で把握できるマーケティング支援ツール「Insight Palette」(インサイトパレット)の提供を開始した。
同ツールは、同社が提供する広告効果測定プログラム「インサイトシグナル」で収集したシングルソースデータを使用。性別・年代等の属性や趣味・価値観・消費行動等を組み合わせて、8600万通り以上のターゲットを設定することができる。
分析結果は、ターゲットグループの性別・年代・消費価値観・消費行動などを含む「プロフィールシート」と、グループが利用するメディア情報をまとめた「メディア接触シート」で提示。200項目以上の詳細な情報から、特徴をひと目で把握可能できるよう視覚的にわかりやすくデザインされている。
同ツールはウェブブラウザー上で提供するため、環境設定などをすることなく常に最新データを利用できる。また、広告による効果をシミュレーションする機能も搭載。製品開発や販売、広告、プロモーションなど、幅広く活用することができる。
基本利用費用は10万円/月。1アカウントあたり1万円/月。特定ブランドユーザーなど、利用企業に合わせたターゲットグループ設定が可能なカスタマイズ版も用意している。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。