ＮＥＣ、メーカー不問の電力利用量「見える化」システム

　ＮＥＣ（東京都港区）は、家庭内の電力利用量や電気料金を細かく「見える化」できるシステムを、住宅メーカーや工務店など企業向けに、８月１日から販売する。

　同システムは、パソコンの画面上で、家庭内の電力利用量を「見える化」するもの。家庭の分電盤のブレーカーごとにセンサーを取り付けることで、部屋単位の電力消費量から太陽光発電システムの発電量、電力系統網からの買電量や売電量など、使用状況が細かく把握できる。

　分電盤のメーカーを問わず、新築、既築、いずれの住宅にも設置できる。ブレーカーごとに測定するため、家庭内で使用している家電製品の種類・メーカーに関係なく、計測可能。

　インターネットを通じて収集した利用量などのデータから統計管理や傾向分析を行うなど、利用者に対して付加的なサービスの提供も可能。

ＰＣの画面イメージ