フリーダムアーキテクツデザイン(東京都中央区)は、設計図面から3次元で作成したモデル内部をバーチャルリアリティー(VR)で自由に歩くことができる「VRアーキテクツシステム」を、10月から中古マンションのフルリノベーション事業「REDESIGN(リデザイン)」で開始した。
オートデスク社製のBIMソフトウェア「REVIT」を活用し、住宅の完成イメージを3次元の立体モデルで作成。そのモデルデータをVRヘッドマウントディスプレイ「HTC Vive」と連携させることで、図面の中を「自由に歩く」ことができる。平面図ではわかりづらい室内の奥行感や天井高をリアルに体感でき、家具の配置や壁材と空間のマッチングなども、モデル内で確認可能となっている。
同サービスは、2017年から戸建ての注文住宅設計でのみ展開してきたが、今回リノベーション事業でも提供を開始し、より多くの顧客に設計者とつくるオンリーワンの家づくりをわかりやすく提案していくという。
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