不動産事業を全国で展開するハウスドゥの連結子会社であるフィナンシャルドゥ(大阪市)は、提携する金融機関を通じたリバースモーゲージの保証残高が2018年9月末に20億円を突破したと発表した。
リバースモーゲージとは、 自宅などを担保に、住み続けながら金融機関から融資を受けられるシニア世代向けの金融制度。毎月の返済は金利のみを支払い、元金の返済は借入人の死亡後に持ち家を売却するなどして返済にあてるという流れになる。
同社は2017年10月からリバースモーゲージの保証事業を開始。導入から1年で提携金融機関は大阪信用金庫、大阪商工信用金庫、飯能信用金庫、知多信用金庫、大光銀行の5社に増えた。同社によると、保証残高・提携金融機関数とも今後の拡大が見込まれるとという。申込者の約55%を事業主が占めるのが特徴で、物件種別では戸建て・マンションの住居系物件が約68%を占めている。
利用者の属性(2018年フィナンシャルドゥ調べ)
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