東京、大阪、福岡で8月4日〜6日に行われた2018年不動産鑑定士試験(論文式試験)の合格者が10月19日に発表された。受験者数789名のうち117名が合格した。合格率は14.8%だった。受験者数は3年連続(前年=733名)、合格者数は4年連続(同=106名)で増加した。
合格者の内訳は、男性107名、女性10名。平均年齢は35.8歳で、最高齢が68歳、最年少が19歳。年齢別の合格率では、30歳未満が26.8%で最も高かった。
不動産鑑定士試験は、不動産の鑑定評価に関する法律に基づき、土地鑑定委員会が短答式及び論文式により行うもの。合格者は、法に基づく実務修習を受講し、すべての課程を修了した後、国土交通省に備える名簿に登録を受けることにより不動産鑑定士となる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。