『新建ハウジング タブロイド版 10月20日号』
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2020年に向け、ZEH(ゼロエネルギー住宅)が広がり、省エネ基準の義務化議論が進む中で、高断熱・高気密の家づくりが一般化し、空調も含めた全体的な住空間提案が一般化の兆しを見せている。
断熱性能、気密性能が高い家づくりが進み、工務店の間では「現行省エネ基準(省エネ等級4)は最低基準でHEAT20のG1は必須、できるだけHEAT20のG2の実現を目指す」という流れが出来上がりつつある。さらにエアコンなど冷暖房設備の効率化が進展したことにより、高効率エアコンと24時間全館空調をパッケージ化することで電気代を軽減しながら室温のバリアフリーを実現するシステム開発が可能となり、地域工務店・ビルダーの差別化戦略の観点からも注目される。
火をつけたのは人気俳優の斎藤工さんを起用したテレビCMなど(写真上)で、大々的な販売促進を行ってきたヒノキヤグループの全館空調システム「Z空調」だ。CMの強烈なインパクトとともに、生活者に強烈なインパクトを与えた。それまでは一部のハウスメーカーなどが差別化の一環として展開してきたが、これにより一気に一般の認知度が広まった。同社の競合会社にも全館空調に関する問い合わせが増えるなど、業界のなかには「全館空調元年」とはやす声もあり、ひとつのトレンドとなっている。
ヒノキヤグループはグループ会社を通じて、全館空調システムの外販を行う。それに呼応するように、設備メーカー各社も全館空調に対応できる製品を投入。LIXIL住宅研究所やOMソーラーなど住宅ネットワークも全館空調対応を進める。
背景にあるのは、住宅の高性能化やZEHをはじめ、空調設備も一体的に検討するという家づくりの変化。そもそも現行の省エネ基準は、設備のエネルギー計算も不可欠だ。そうした複数の動きが絡み合い、「全館空調」シフトが加速している。・・・・
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