カネカ(大阪市/東京都港区)とカネカケンテック(東京都千代田区)は、高まる断熱要求に対応する押出法ポリスチレンフォーム断熱材「カネライトフォーム」を販売する。
同製品は、独立した小さな泡の中に気体を閉じ込めることで、熱移動の3要素として知られる「伝導・輻射・対流」を抑制し、熱を効果的に遮断するもの。(1)薄型で高性能なことから壁の厚みを抑えることができる、(2)外張り・充填のどちらの断熱工法にも使用可能、(3)吸水・吸湿性がほとんどない、という特性により、「HEAT20」やZEHなどで求められる高い断熱性能に対応する。
ラインナップは、断熱性能Fランクで熱伝導率0.022W/(m・K)を達成した「カネライトフォームFX」、ZEH対応で同0.024W/(m・K)の「カネライトフォームスーパーEX」、ZEH対応で同0.028W/(m・K)の「カネライトフォームスーパーE・ⅠⅠⅠ」。これらの製品は、建材トップランナー制度の押出法ポリスチレンフォーム断熱材区分で対象製品となっている。
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