CPS/IoTの総合展「CEATEC JAPAN 2018」が10月16日~19日までの4日間、幕張メッセ(千葉市)で開催される。大小さまざまなメーカーが、IoT・ロボット・人工知能を活用した「ソサエテイ 5.0で実現する未来の社会」を披露・発信する。
国が掲げる新たな成長戦略である「Society 5.0」のあり方を示す展示会という位置付けで、単なる技術の展示ではなく、技術が開く未来の社会のあり方を示す。「つながる社会、共創する未来」をテーマに、IT・エレクトロニクスのほか、金融、旅行、玩具、住宅など幅広い業種・産業の725社/団体が出展。このうち、345社/団体が新規出展となる。業界を超えた連携や共創の取り組みが多数展示される模様だ。
主催者企画のひとつ「IoTタウン2018」では、技術の進展で変化するまちの未来を展示。金融やコンビニエンスストアなどの流通、旅行会社などが未来の暮らし方を提案した。同展示エリアには、LIXIL(東京都千代田区)も出展。同社が展開するIoT建材・設備が実現する生活のデモンストレーションのほか、大学との共同で行った高齢者の家庭内での事故防止に関する展示などを行っている。
初出展のダイキン工業(大阪市)は、未来的な空調システムを展示。センサーと連動して睡眠を助けるシステムや、室内のインテリア性を高めたエアコンなどを参考出品した。
同展示会は、4日間の会期で16万人の来場者数を見込んでいる。
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