凸版印刷(東京都千代田区)は、ビジネスコンサルティングやシステムの企画・開発を提供するアイズ(三重県伊勢市)とエレクトロニクス関連商社である伯東(東京都新宿区)の協力のもと、非常時の情報提供とIoTによる自治体業務の効率化のためLTE通信を利用した戸別送受信機「あんしんライト」を開発した。地方自治体向けの住民見守りサービス「あんしんライトサービス」として、10月15日から販売する。
緊急速報や自治体からの避難情報を自動で受信。発光、吹鳴、表示、音読の4つの方式で報知する。高齢者や障がい者にも使いやすい戸別送受信機で、利用者の操作情報を送信する機能により、住民が情報を受信確認したかの把握が可能。自宅に置くだけで災害情報等を受発信できるため、スマートフォンを持たない高齢者の見守り用途として提供することができる。
価格は、本体費用が 約2.5万円/台、月額運用費用が約1000円/台。10月16日から19日まで開催の「CEATEC JAPAN2018(幕張メッセ)」の凸版印刷ブースにて展示。
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