野村不動産グループは、同社グループが重要な戦略と位置づける新たな街づくり構想として、「BE UNITED構想」を発表した。街への愛着や誇りが、街を育んでいくと考える「シビックプライド」の醸成が「BE UNITED構想」の核。開発エリアの持続的な活性化により、長期的なエリアブランドの向上につながるとしている。
少子高齢化による需要の減少や地球温暖化・気候変動による自然災害の激甚化など、さまざまな課題に直面しているなか、同社グループでは、「住まい」「働き」「集い」「憩う」多機能かつ高い利便性を兼ね備えた「都市型コンパクトタウン」の開発に注力している。ハードとしての街づくりに加え、個人や団体、学校や企業などのソフトとしての連携基盤を有する街づくりを目指す。
今後、構想の基づく実際の街づくりを、「開くとびら」や「アクション」の思いを込め「ACTO」とネーミングして展開していく。
「ACTO」の5つのポイント
1 街の共用部の開設
2 「エリアデザイナー」を配置
3 エリアマネジメント組織を設立
4 「街サイト」を開設
5 街びらき前から活動を開始
ACTO(ロゴ)
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