茨城県古河市、茨城県古民家再生協会(茨城県古河市)、バケーションレンタルサイトのホームアウェイ(米国テキサス州オースティン)、楽天LIFULL STAY(東京都千代田区)は10月9日、「古河市における歴史的建築物活用に関する協力協定」を締結した。古河市内の古民家などの歴史的建築物を活用した事業活動で、それぞれの強みを生かした連携で地域経済の活性化を図る。
「歴史的建築物の情報共有」「歴史的建築物の保存・活用」「歴史的建築物を活用した観光振興」「歴史的建築物を活用した地域活性化」などについて連携・協力する。具体的な施策としては、歴史的建築物をバケーションレンタル用の宿泊施設として活用したり、旅行客に向けて古民家および地域の魅力を発信したりする。
第1弾として、2020年を目途に築144年の物件をレンタル用に改装し、運営する。古河市と茨城県古民家再生協会が物件情報を提供、楽天LIFULL STAYが開業までのサポートや施設の運用を代行、ホームアウェイと楽天LIFULL STAYが集客などのマーケティングを行なう。また、全国古民家再生協会(東京都港区)による「古民家宿泊鑑定」も実施する。
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