パナソニック エコソリューションズ社(大阪府門真市)はこのほど、同社の家庭向けIoTの中核機器である「AiSEG2(アイセグ ツー」)」のバージョンアップを行った。10月22日より発売する。
今回のバージョンアップで、「AiSEG2」と連携する機器数がこれまでの13社26機器からシャープ、富士通ゼネラル(エアコン)、コロナ(エコキュート)、大阪ガス、ノーリツ(ガス給湯器・床暖房)など20社33機器に拡大した。
また、スマートスピーカーへの連携機能も搭載し、Googleアシスタントと連携して照明やエアコン、電動窓シャッター、床暖房など8機器を音声で操作できる。2019年2月にはこれらの機器の電源ON、OFFを一度にまとめて操作できるようになるという。
このほか、ドア・窓・宅配ボックスとも連携し不在時のドア・窓の開閉や荷物の着荷を知らせたり、電気自動車普通充電設備にも対応。太陽光発電システムと連携してAIが翌日の天気予報に基づいて発電量と使用電力量を判断し、余剰電力があれば自動的に電気自動車に充電するなど、機能が大幅に拡充された。
2018年度の販売目標は3万台。同社では今後、新築戸建てだけでなく既存住宅や集合住宅への搭載も進め、2021年度には販売台数を倍増させたいとする。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。