ポラスグループ(埼玉県越谷市)は注文住宅事業で単独展示場の展開を進めている。同グループで注文住宅を手掛けるポラテックとグローバルホームは、千葉県船橋市に「体感すまいパーク船橋」を9月8日に、同県柏市に「体感すまいパーク柏」を9月15日にオープンした。探せる・試せるをコンセプトに、体験宿泊や土地紹介など、総合展示場ではできなかった地元密着の施策を積極的に展開していく。
ポラテック木造住宅事業部の森田昭廣事業部長は「インターネットの普及やスーモカウンターなど新しい情報収集方法の浸透で、総合展示場は『確認』の場になってきている」とする。そうした変化に対応するため、地域密着での経営を生かし、土地探しの段階からデザイン・機能・予算決めまで、ていねいに家づくりをサポートする。それを実現する施設として「体感すまいパーク」を位置づける。
船橋にはグループで展開する価格帯・デザインテイストの異なる4つの注文住宅ブランド「PO HAUS」「北辰工務店」「HaS casa」「MOK HOUSE]をそろえた。また、柏ではこれら4ブランドに加え、土地と住まいを一体提案するブランド「UnionResidence」の計5ブランドをそろえた。異なるデザイン、仕様を実際に見るだけでなく、宿泊体験(11月後半開始予定)で実際に体感することで、納得して家づくりを進められるのが特徴だ。
船橋の事務所棟には、土地仲介部門、工事部門、アフターサービス部門なども常駐。京葉エリアの事業強化も担う。同エリアで先行して展開している分譲住宅部門とも連携をとりながら、エリアの住宅・不動産関連のニーズにワンストップで応えていく。
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