クラスコテクノロジー(石川県金沢市)は、不動産管理会社向けに賃貸物件の空室対策システム「くうしつたいさくん」を10月1日にリリースした。
日本では、供給過多による賃貸住宅の空室率の悪化やスタッフの入れ替えによる経験不足から業務レベルの低下などが課題とされている。同社は、グループ会社である不動産管理会社、クラスコの実績からAI(人工知能)による空室対策システム「くうしつたいさくん」を開発した。収支分析とリノベーションや設備追加による物件価値向上、入居促進のためのプロモーションにより、空室や収益の改善を図る。
ノウハウをシステム化して空室対策の提案ができていない不動産管理会社をサポートし、人間が苦手とする部分をテクノロジーが補い、より高度な提案を行えるように支援する。
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