総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア(東京都千代田区)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は10月2日、20歳~59歳のビジネスパーソンを対象に実施した平均残業時間の実態調査の結果を発表した。それによると、残業が多い職種ランキングトップ10に建設関連3職種がランクインした。3位と5位には施工管理、9位に構造設計が入っている。これはオリンピック需要に伴う建設ラッシュが発生しているにもかかわらず、職人の確保が難しいため残業で納期を厳守しているケースがあるためと考えられる。
124職種の中で残業時間が最も多かった職種は「ゲーム(制作・開発)」で、月間の残業時間は平均45.3時間だった。
最も残業時間が少なかったのは「経理事務・財務アシスタント」で、月間の残業時間は平均11.1時間だった。1カ月の出勤を20日間とした場合、1日あたりの残業時間は33.5分となる。
調査対象は、20歳~59歳のホワイトカラー・正社員の男女。有効回答数は1万5000件。
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