トヨタ自動車(愛知県豊田市)は7月19日、ハイブリッド自動車(HV)に外部電源供給システムを導入していくことを決定したと発表した。東日本大震災の被災地などで、エスティマHVの外部電源供給システムが、「長時間の停電時に役立った」との声を受けたもの。
具体的には、1年後をめどに、プリウスに外部電源供給システムをオプション設定するほか、その他のHVへも順次導入していく。
同社の外部電源供給システムは、1500Wの最大出力で電力を供給可能。合計1500W以内であれば複数の電化製品を同時使用できる。バッテリー容量が減ると自動的にエンジンが始動して発電するため、ガソリンが満タンの状態なら2日間程度は最大出力での継続使用が可能という。
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