アイカ工業(名古屋市)は、建装建材事業の中核研究開発拠点となる新技術棟「名古屋R&Dセンター」を愛知県清須市に開設した。10月1日から稼働。
新技術棟の延床面積は約2200m2、技術開発スペースを従来の約7.5倍に拡張したという。設備面では、不燃建材の試作や性能評価を実施する実験室、機能性樹脂の合成設備・評価機器、実用評価のための原寸大モックアップ空間などを設置。主要実験設備の集約により、従来はグループ会社や社外へ依頼していた試験等を自社内で行うことが可能になったという。また、大きな建材を簡単に搬出入できるレイアウトにするなど、働きやすい環境を整備したという。
今後は、新商品の開発・上市スピードを加速するとともに、新規事業領域への参入にも注力していくとする。
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