タツミプランニング(横浜市)はこのほど、荷物の大きさや個数によって形状を変えられる戸建用の外壁埋め込み型宅配ボックス「KeePo(キーポ)」を発売した。
上下に分かれた荷室は、二つの荷物の受け取りを可能とし、中仕切りを取り外すことで、大・中・小3サイズの荷物にも対応できる宅配ボックスとなっている。宅配ボックスを「住宅設備」と捉える同社では、大きな荷物が入り、かつ複数の荷物を受け取りたいという顧客のニーズを取り入れながら、長く使い続けられる品質とデザイン性を追求。ステンレス加工の専門企業とタッグを組み1年間の開発期間を経て完成させた。
また、「KeePo」は他のビルダーなどにも外販する。希望小売価格は15万円(税別)。今後3年間で5万個の販売を目指す。今回が初となる外販を行う同社では、「KeePo」を皮切りに、様々な資材の外販に向けた商品開発を進めるという。
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