国土交通省が9月28日発表した8月の新設住宅着工戸数は8万1860戸だった。前年同月比1.6%増で、3カ月ぶりの増加となった。季節調整済み年率換算値は、95.7万戸でほぼ横ばい(前月比0.0017%減)。
利用関係別戸数では、持家が2万4420戸、前年同月比0.2%増で2カ月連続の増加となった。貸家は3万5457戸、同1.4%増となり15カ月ぶりに増加した。公的資金による貸家が前年同月比29.0%増となったのが影響した。民間資金による貸家は同0.7%減で15カ月連続の減少と水準としては緩やかな減少はなおも続いている。分譲住宅は2万1325戸、同2.9%増で3ヵ月ぶりの増加となった。マンション、一戸建て共に増加した。
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