LIXIL(東京都千代田)は9月26日、スマートフォンとつながることで複数個の荷物の受け取りやスムーズな集荷ができるIoT宅配ポスト「スマート宅配ポスト」を10月1日より全国で発売すると発表した。
新商品は、スマートフォンで宅配ポストに搭載されたカメラの画像を確認しながら宅配業者と応答し、扉を解錠することができるので、これまで不可能だった2個目の荷物も受け取ることができる。集荷も毎回変更可能なパスワードを発行でき、不在時でも宅配ポストから荷物を発送できる。同社のホームネットワークシステム「ホームユニット」に登録することで最大4台のスマートフォンとの連携が可能。
同社では今後、宅配ボックス市場は戸建住宅を中心に急速に拡大し、2023年にはエクステリア市場におけるフェンスと同規模の市場になると予測。「スマート宅配ポスト」は2020年に15億円、台数にして約2万台の販売を目指す。
参考価格:ファンクション仕様(インターホン内蔵・スマート宅配ポストTA電装ボックス(カメラ付き)・ホームユニット)が26万6000円。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。