長谷工コーポレーション(東京都港区)は、不二サッシ(川崎市)と共同で電子タグを用いた建設部材の一元管理の実証を開始すると発表した。個別情報を記録した電子タグを製品に貼り付け、それを専用の機器で読み書きすることで、建設部材の管理や工事進ちょくの見える化、保守におけるトレーサビリティ(追跡機能)などを実現するという。
●電子タグを使った一元管理の流れ
すでに一部の内装材で実施しているトライアルにおいて成果が見出せたことから、本格運用に向けたシステム構築の検討に入る。あわせて外装材メーカーである不二サッシとの連携に着手。オープンイノベーションによりICT活用を推進することで、業務効率化やサービス向上につなげていくとする。
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