ダイソン(東京都千代田区)は9月14日、東京・渋谷において新製品発表会を開催した。そのなかで、空気中の花粉やVOCを検知してディスプレイ表示する空気清浄ファンヒーターと、自然光に合わせた色温度・明るさに調節できるLEDライトを公開した。
「Dyson Pure Hot+Cool(ダイソン ピュア ホットアンドクール)空気清浄ファンヒーター」は、「検知」「清浄」「循環」の3機能を備えた涼風・温風機で、今回で第4世代となるモデル。
まず「検知」機能としては、微粒子センサーで微粒子量を、有害ガス・ニオイセンサーでVOCや二酸化窒素を、温度・湿度センサーで温度・湿度を計測。その検知結果は、新たに搭載したLCDディスプレイやスマホのアプリ上にリアルタイムで表示する。
「清浄」機能も優秀だ。従来商品よりもフィルターのHEPA材、活性炭を大幅に増やすことで、PM0.1レベルの微細粒子を99.95%以上除去、VOCや二酸化窒素、ニオイも取り除く。
「循環」機能は、最大350度の首振り機能などにより、毎秒290Lのキレイな空気を送風。室内の空気が均一に清浄化するよう、効率的に循環する開口部設計にこだわったという。
764x248x248mm、5.7kg。発売は10月17日。
もう1つの「Dyson Lightcycle(ダイソン ライトサイクル)タスクライト」は、創業者ジェームズ・ダイソン氏の息子であるジェイク・ダイソン氏を含むエンジニア90人以上が、2年以上の期間をかけて開発したというもの。
日時とGPSに基づく独自のアルゴリズムにより、現在地の自然光に合わせた色温度と明るさを自動で調節してくれる。しかも、その光の質を60年間保つという。
703x530x190mm、4.1kg。発売は10月3日。
ジム・ローウェンCEO
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。