ハウスドゥ(東京都千代田区)の100%出資子会社であるフィナンシャルドゥ(大阪市)は9月19日、知多信用金庫(愛知県半田市)と提携し、同信用金庫が10月から提供予定のリバースモーゲージ「ゆうゆう人生」に対する不動産担保評価および債務保証を行うと発表した。金融機関との提携は今回が第4弾となり、東海エリアでは初。
リバースモーゲージは、自宅などを担保に、住みながら金融機関から融資を受けられるシニア世代向けの金融制度。借入人の死亡後に担保を売却して元金の返済に充てる仕組みで、高齢者のさまざまなニーズに対応することができる。高齢化が進む日本において注目を集めているが、長期間利用した不動産の売却が必要なため、査定に慎重になる金融機関が多く市場への浸透が進んでいない。
同社は今回の提携により、不動産フランチャイズ「ハウスドゥ!」のネットワークを活用した適正な査定と不動産処分が可能になったことで、金融機関のリバースモーゲージの提供促進につながるとしている。
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