野原ホールディングス(東京都新宿区)と野原産業エンジニアリング(東京都新宿区)は9月19日、メーカーの立場から、グループオリジナル製品「WOODSPECフェザールーバー」をBIMパーツとしてデジタル化して公開し、 BIMデータライブラリー「BIMobject」を使ったマーケティングに本格的に取り組むと発表した。
「WOODSPECフェザールーバー」は、環境性とデザイン性を兼ね備えた、野原産業エンジニアリングのオリジナル建材。野原ホールディングスの社内カンパニーがBIMパーツデータの製作をサポートし、同建材の専用サイトと「BIMobject」で公開した。
専門サイトでは、ダウンロード画面上に3D configuration 機能を設け、同製品の設置イメージを3次元で確認できる。BIMデータは、設計者やユーザーが直接自分のパソコン上にダウンロードして使用できるため、メーカーとしてネット上でのスペック活動が可能。「BIMobject」では、パーツのダウンロード数や場所などデジタルマーケティングに必要な数値と解析が即座にわかることから、潜在顧客の発見などマーケティングツールとして有効活用していく。
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