８月の首都圏建売住宅の契約率、前年比６ポイント低下　不動産経済研究所調べ

　不動産経済研究所（東京都新宿区）は９月１４日、首都圏（東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、茨城県南）における８月の建売住宅市場動向の調査結果を発表した。新規発売戸数２７２戸に対する契約戸数は８２戸で、月間契約率は３０．１％と前月の５０．２％から２０．１ポイント低下。前年同月比では６．１ポイント下がった。

　発売戸数は、対前年同月比では１．５％増、対前月比は４０．９％減少した。

　地域別でみると、東京都の発売戸数２７戸に対する契約率は４０．７％、千葉県７５戸の契約率２９．３％、埼玉県１３５戸の契約率２９．６％、神奈川県３５戸の契約率２５．７％だった。茨城県の供給は０戸だった。