一般財団法人日本不動産研究所(東京都港区)は9月13日、東京23区におけるマンションの市場動向を調査・集計した「住宅マーケットインデックス2018年上期」の結果を発表した。それによると、東京23区および都心5区(港区・千代田区・中央区・新宿区・渋谷区)の新築マンション価格は、「大型タイプ(80m2以上)」「標準タイプ(40~80m2未満)」「小型タイプ(40m2未満)」のすべてで上昇した。
中古マンションは、「大型タイプ」の価格は低下したが、高い水準を維持。「標準タイプ」は都心5区で3期連続、東京23区で11期連続上昇し、最高値を更新した。「小型タイプ」は、都心5区では低下したが、23区では12期連続上昇している。
賃料は、東京23区において新築および中古の全てのタイプが上昇傾向にある。「大型タイプ」は、新築・中古ともに都心5区と23区で最高値を更新した。
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