パナソニック ホームズ(大阪府門真市)はこのほど、同社初となるIoT活用の賃貸住宅「Sm@rt Gran荻窪」を完成させた。スマートフォンでエアコンや照明、給湯器などの遠隔管理操作、玄関ドアの開錠ができるほか、宅配ロッカーを活用した荷物の発送も可能だという。
同物件では、パナソニック製「AiSEG2」連携をはじめ、スマート設備コントロール・スマートキーシステム・スマート宅配システムといった3つのスマート技術を採用している。5階建ての重量鉄骨造。住戸面積は26.79~45.00m2。
NTT東日本(東京都新宿区)との提携により、AIクラウドが状況に合わせて最適な栽培支援アドバイスを行う次世代プランター「IoTプランター」のトライアルも実施する。
今後、東名阪地域での拡販を目的に、同物件の1室をモデルルームとして活用し、IoT賃貸住宅の提案を推進していくという。
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