「デイトナハウス」を展開するガレージハウジングのLDK(東京都中央区)は、木造住宅施工の工務店でも簡単に参入できるオリジナル軽量鉄骨建築の新シリーズ「SPEC-D」を企画商品化した。
建設費は坪60万円台と木造住宅並み。鉄骨パネルを組み合わせた先進的な軽量パネルシステム工法で、住宅のほか店舗・オフィスやガレージアパート等、住宅着工件数が減少する中で非住宅の様々な市場での可能性が期待される。
「デイトナハウス」は人気ライフスタイル雑誌『Daytona』との商標共有ブランド。LDKの玉田敦士社長が同雑誌での連載を通じて行っている「ガレージハウス」など斬新なライフスタイル提案に関心がある読者層がターゲットだ。
新シリーズの企画商品化について玉田氏は「鉄骨の艶消しの素材感がシャープで美しい高級感のある内外観を創り出す。これまでの大手中心の軽量鉄骨建築の分野に地域の工務店が参加可能なシステムになっており、空間のメリハリを楽しむことができる。新たな市場拡大につなげてほしい」と期待する。
同社では、商品発表会および加盟店説明会を10月3日、5日の2日間にわたり大阪、東京で開催する。参加申込みはLDKのホームページから受け付けている。
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