一般社団法人プレハブ建築協会(東京都千代田区)はこのほど、2017年度(2017年4月~2018年3月)におけるプレハブ住宅の完工状況と生産能力を調査、結果を発表した。2017年度のプレハブ住宅完工総数は15万9629戸で、前年度比5.2%の減少となった。
全着工戸数に占めるプレハブ住宅の比率は16.9%と、前年度より0.4ポイント低下した。プレハブ住宅比率は2014年度の17.8%以降、下がり続けている。
ZEHの完工総数(一戸建て)は1万7032戸で、一戸建てプレハブ住宅の32.6%を占めた。ZEH比率は前年度に比べ8.8ポイント上昇した。
プレハブ住宅の生産能力は、生産工場数が前年度より6工場増の130工場、生産能力戸数は1万7310戸増の29万1001戸となった。構造別では、木質系16.6%、鉄鋼系 63.3%、コンクリート系低層0.8%、コンクリート系中高層19.2%。生産稼働率は54.9%だった。
調査対象は、同協会の加盟会員企業46社。回答率は100%。
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