学芸出版社(京都市)は9月5日、『世界の空き家対策-公民連携による不動産活用とエリア再生』を発刊した。
編者は米山秀隆氏(富士通総研経済研究所主席研究員)、著者は小林正典氏(不動産適正取引推進機構)、室田昌子氏(東京都市大学環境情報学部教授)ほか。
空き家を放置しない政策、中古不動産の流通を促す仕組み、エリア再生と連動したリノベーション事業などが機能している海外の空き家対策から「空き家」を「負動産」にしないエリア再生術を学ぶ。単なる諸外国の空き家対策の比較分析ではなくアメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、韓国を選び現地調査も行いつつ実態を把握。そこから日本における不動産活用、エリア再生術のヒントを探る。
四六判208ページ。税別2000円。購入はこちらから。
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