和紙問屋の小野商店(大阪府大阪市)は、仏パリで9月7〜11日に開催されるインテリア見本市「メゾン・エ・オブジェ・パリ9月展」に初出展する。
今年10月に創業70年を迎えるにあたり、海外での販路開拓をめざして、手漉き襖紙を現代的なデザインで表現した新商品「彩襖(さいおう)」を展示する。
商業空間を彩るインテリア向けに開発したという「彩襖」は、原料の素材感、光の透け感や陰影、色彩・模様を、伝統技法と現代的なデザイン表現を組み合わせてアレンジし、職人が手づくりするもの。
見本市では、「日本のかたち展-光と陰-」をテーマに、世界から訪れる約9万人に襖紙の魅力をアピールする。
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