矢野経済研究所(東京都中野区)は9月6日、4~6月(2018年第2四半期)の住宅リフォームの市場トレンド調査結果を発表した。2018年第2四半期の住宅リフォーム市場規模(速報値)は、1兆6578億円で前年同期比0.2%増と推計。2四半期ぶりに前年同期比プラスとなり、2017年末からの需要低迷からやや回復基調にある。
2018年上半期(1~6月)の住宅リフォーム市場規模は2.9兆円、前年同期比2.8%減となり、近年の平均的な規模で推移。下半期(7月~12月)は、2019年に予定されている消費税増税を見越したリフォーム需要が期待できるとし、通年では前年比増で推移すると推測。2018年の市場規模を6.2兆~6.5兆円と予測している。
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