ＮＥＣ、家庭用蓄電システムを販売開始

　ＮＥＣ（東京都港区）は、リチウムイオン電池搭載の家庭用蓄電システムを、７月１８日から住宅メーカーなど企業向けに販売する。

　同システムは、家庭の分電盤と接続することで、電力会社の電力供給システムや、家庭内機器、太陽光発電システムなどと連携し、双方向の自動電力制御が可能。深夜電力を貯蔵し、その貯蔵した電気を昼間に利用することで、ピーク時間帯における系統からの電気使用量の節減や、電気料金の削減を実現する。定格容量は６ｋＷｈ（最大）。

　無線通信機能を搭載しており、システムの稼働・利用状況などをネットワーク経由でも確認できる。この機能を利用すれば、電力需給の「見える化」や光熱費削減のコンサルティングなど、住まい手への新しいサービスの提供も可能になる。