宮城県は、県産材や隣県の木材を利用し住宅を新築する場合に利用できる2つの補助制度の募集を8月1日から始める。被災者からの応募を優先的に採択するなど、被災者の生活再建に向け配慮する。
主に宮城県産の木材を利用する場合は、「県産材利用エコ住宅普及促進事業 」に応募できる。主要構造材などに県産材を60%以上使用することなどが条件。補助額は県産材1m3あたり2万8000円、「優良みやぎ材」の場合は1m3あたり8000円を上積みする。1戸あたり50万円が上限。募集期間は、8月1日から8月31日までと、10月3日から10月31日までの2回。各回100戸限定で、募集数を超えた場合は抽選。
宮城県や隣県から産出された木材を利用する場合は、「地域材活用促進支援事業」に応募できる。地域材を木材総材積の50%以上使用することなどが条件。材積に応じて1戸あたり最大40万円を補助。募集戸数は100戸程度。8月1日から先着順で受け付ける。
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