楽天グループの民泊事業会社、楽天LIFULL STAY(東京都千代田区)と、新生銀行グループの総合リース会社、昭和リース(東京都文京区)は9月6日、「Rakuten STAY」の宿泊施設開発のファイナンス支援に関する業務提携に合意した。
今後、設立されるファンドに対して、昭和リース、ブリッジ・シー・キャピタル(東京都中央区)、シルバーバックス・プリンシパル(東京都目黒区)は、投資事業有限責任組合を通じた匿名組合出資によりファイナンス支援を行なう。「Rakuten STAY」の各宿泊施設の開発など、楽天LIFULL STAYに運用代行を委託する。昭和リースによる本スキームのプログラム化により、「Rakuten STAY」の宿泊施設開発に対する資金の確保や資産の事業化が可能となり、宿泊施設開発の促進が期待される。
ファンドのアセットマネジメント業務は、ブリッジ・シー・キャピタルが担う。まず、楽天LIFULL STAYがハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)と共同開発した戸建て型宿泊施設「Rakuten STAY HOUSE×WILL STYLE」の施設開発に対するファイナンスを予定している。
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